Q&A エアコン
お手入れ編
Q:フィルターの掃除頻度は?
A:自動掃除機能なしの機種
ふとんの上げ下ろしをされたり洗濯物をたたむなどのお部屋は、ほこりの量が多いので、1週間に1度を推奨致しますが、他のそれ以外でも月2回行いましょう。
まずは掃除機掛けを行って下さい。しばらくお手入れをしておらず掃除機でとれない場合のみ水洗いを致しましょう。
A:自動掃除機能ありの機種
基本的に日常のお手入れは不要ですが、年1回は掃除機能が正常に働いているか汚れ具合を確認して下さい。その際にダストボックスの中のほこりも捨てましょう。
数年間お手入れ不要をうたっている製品もありますが、故障に気が付きにくいので年1回は点検を行いましょう。
Q:エアコンクリーニングの頻度は?
A:ほこりや汚れが目立たない場合でも新規設置後5年~7年経過後には行いましょう。
(故障が見つかった場合の部品手配を考慮しますと製造年より7年以内がお薦めです。)
2回目以降は3~5年単位がお薦めとなりますが、普段のお手入れを余り行っていない方は新設でも3年が限界です。
Q:その他のお手入れは?
A:冷房シーズン前の5月~6月中に点検をお薦めしております。
- フィルター自動掃除機能なしの機種は事前に掃除を行いましょう。
- フィルター自動掃除機能ありの機種は手動で行う方法がわかれば行っておきましょう。
- 室外機の周りに十分な空間があることを確認し、見える範囲で蜂の巣などが無いことを確認しておきましょう。
- その後に実際に運転してみて、故障していないことを確認しておきましょう。
(室外機から出ている配管等に霜が付くようではガス不足等が考えられます。)
修理が必要になってからでは順番待ちで一週間掛かったり部品が在庫切れを起こすことが考えられます。
※ 当店ではシーズン終了後に室外機へカバー掛けをするのは湿気が溜まりやすく故障の原因となるのでお薦めしていません!!(毎年蜂が巣を作るなどの場合にも他の対策をお薦め致します)
使い方編
Q:部屋の場所での温度ムラが気になる
A:羽根の向きを調整する以外で、音が大きくても構わなければ、風量を自動では無く中や強ににしてみましょう。
うるさいのが嫌ならば、サーキュレーターや扇風機を併用するのもお勧めです。
故障確認編
Q:電源が入らない(ランプも付かない)
A:リモコンの電池切れや、コンセントやブレーカーを確認されましたか?
Q:電源が入らない(ランプは点滅)
A:リモコンの電池切れは確認して下さい。それ以外は故障の可能性が高いので点検を依頼しましょう。
Q:冷えない、温まらない
A:幾つか原因が考えられますので、下記を一通り確認してみてください
- 冷房、暖房、自動などが適切になっていますか? 冷房時に暖房や送風になっている場合が見受けられます。
- 室外機のカバーを外し忘れていた場合もあります。
(室外機へのカバーは故障の原因になりますのでやめましょう) - 家具等が影響してエアコンが十分な温度に達していると判断し、能力を落としている場合もあります。羽根の向きや風量を調節してみて下さい。
- 冷房時のみですが室外機から出ている配管等に霜が付くようではガス不足等が考えられます。
その他
上記にも記載しておりますが、室外機へカバー掛けをするのはお薦めしていません!!
多少の砂埃程度で不具合が発生する確率よりも、
湿気による故障や内部から錆が発生する確率が高まります。
<追記> テレビで三菱電機さんが十分な耐雨テストを行っていることと、雨による洗浄をしているのでカバーなどしない様にとのことでした。
カバーをしたところで密閉出来ないため、紛れ込んだホコリが流れ落ちなくてかえって効率を落としたりするそうです。
寿命を縮めるといっておりましたが、ホコリを洗い流せないだけではそこまでの関連性は無いと思います。前述の通り湿気による備品劣化であれば考えられますが。
私見ですがサビによる効率も落ちますし、サビが更なるホコリを落とし難くするのでやはりカバーはしない様に致しましょう。
毎年蜂が巣を作るなどお困りの場合には、必ず上部に十分な湿気対策を設けて下さい。
例えば目の細かい網やビニル紐で編んだようなものなどなら良いかもしれません。
しかしエアコンには霜取り後の排水用穴が幾つか空いており、そこを塞がず上からだけカバーだけ掛けても蜂の巣対策にはなりません。(湿気対策まで出来る密閉は無理です。)
なぜ室外機カバーは売られているのか?
それは買う人がいるからだけです!!
そして多くの人が、他の人も掛けているからという理由でした。
無駄どころか故障原因を増やすことはやめましょう。
現在、コロナ製冷房専用機以外は全て暖房が出来るようになっており年中商品です。
寒冷地仕様の製品を除き降雪時期の能力は低いのですが、外気温10度以上の肌寒い時期は灯油暖房より安上がりです。
お薦めは4月になったら灯油を使い切って片付けちゃいましょう。(夏越し灯油はストーブの故障原因第1位です)
また、9月以降の肌寒い程度(雪が降るまで)であればエアコン暖房ですませちゃいましょう。
0コメント