Q&A 無線LAN(Wi-Fi)編
無線LAN(Wi-Fi)でインターネット接続されているかた向けの内容です
突然接続出来なくなった場合
(今まで使用していたのに使えなくなった場合の対応)
先ずはWindowsの場合は画面右下に、マックやスマホ、タブレットの場合には画面上部に「Wi-Fi(無線LAN)のアイコン」は有りますか?
見当たらない場合はWi-Fiの機能がONになっているか確認して下さい。
(Windowsの場合、そのアイコンに赤い×印が有ったり地球のアイコンになっているときはOFFになっています。)
飛行機マークときは機内モードで無線機能がOFFになっています。
次には回線側から順番に、最後に端末の再起動を行ってみてください。
以下簡単な手順です。
- ルーター及び無線親機の電源を切り1分後にルーターの電源を、更に1分後に無線親機の電源を入れます。
- この時、windows10(8.1)使用時はパソコンの再起動も併せて行います。(シャットダウンでは有りません)
これらで大きな不具合(故障や設定消去等)が無い場合にはほぼ解消されます。
無線親機のスイッチ設定を標準のままで使用していると不具合が発生しやすくなります。
特にバッファロー製は設定時にAuto → Manual 及び Router,Branch等を<正しく設定>することをお薦め致しますが、間違えると更に接続出来なくなりますので自信の無い方は触らずに!
(掃除などで触ってしまった方はそれが原因かも知れません。)
なお有線LAN端子でインターネット接続が出来る場合には無線関連のトラブルが考えられます。
接続出来ない部屋がある場合
(無線親機の近くではOK)
- 無線親機にSSIDが2種類以上記載がある場合には他のSSIDも試してみて下さい。(aw,gwが付く物は除く)
- 親機の位置を1m以上の高さに設置も効果が有る場合があります。
- 壁、床、天井、家具、家電など、ほぼ全ての物が障害物です。無線親機をキャビネット等に収納している場合は出して見て下さい。
特に金属は電波を吸収してしまうため、金属製ブラインドを利用されている方が開けてみて下さい。
(防犯防火対策の網入りガラスも同様に弱くなりますし、トタン等の金属屋根の影響もありました。) - それでも電波が弱い(届かない)場合にはハイパワータイプへの変更や中継器の増設も検討してみて下さい。
(中継器をご検討の場合、ほとんど効果の得られない物もありますし、設置場所に問題が有る場合も多々ございます。) - 高額でも構わない場合には複数の中継器を設置出来るシステムもありますし、BUFFALOのWi-Fiカウンセリングもご検討下さい。
新たに用意した無線子機(PC,スマホ等)のみが接続出来ない場合
無線子機の無線設定が行われていないためと考えられます。
- 無線設定で機器などに記載のSSIDを探し、選択すると暗号キーを問われますので記載の物を入力して下さい。この時無線親機にWPSと書かれたボタンを長押しすることで接続出来る場合も有ります。
- SSIDが2種類以上記載がある場合には、混信が少ない近距用、混信しやすいが中距離用、セキュリティの弱い機器用等がありますので使用にあった物を選びましょう。
- 住宅街でない場合には「2G」「-G」表記の有るものがお薦めです。
- アパートやマンションの方は「5G」「-A」表記の有るものがお薦めです。
- それ以外の方は両方設定して、切り替えて使用するのがベストとなります。
(「5G」「-A」表記のSSIDを送信、受信出来ない機器もあります。) - なお暗号キーが不要な場合と「aw」「gw」の付くタイプはセキュリティ上お薦め出来ません。
新たに用意した無線親機で接続出来ない場合
下記タイプ別で説明(以下説明でAP(AccessPoint)モードはBR(Branch)で表記されている場合も有ります。)
A) 基本的にプロバイダーからの設定書に基づく設定が必要です。無線親機(ルーターモード必須)に設定を行います。
B,D) 基本的にプロバイダーからの設定書に基づく設定が必要です。電話ルーターに設定を行います。
C,E) 基本的にプロバイダーからの設定書に基づく設定が必要です。電話ルーターに設定を行い、無線親機はAPモードにします。一部の方で設定を電話ルーターでは無く無線親機に設定されておられます。間違いではありませんが不具合の原因となりやすいです。
F,J) 事前準備は不用です。(ランプ類の確認のみ)
G) 無線親機をAPモードにします。
H) 無線親機はルーターモードで使用します。(一般的には操作不要です)
I) 基本的にモバイル回線契約会社からの設定書に基づく設定が必要です。
K) 無線親機をAPモードにします。
接続タイプ一覧:光ファイバーは直結型とコンセント型があります
NTT系 光回線:フレッツ及び○○光の多くはこちら
(VDSL、ADSLはONUをモデムに置き換えて見て下さい)
A)光ファイバー → ONU → 無線親機 → 無線子機(PC,スマホ等)
B)光ファイバー → ONU → 電話ルーター(無線機能on) → 無線子機(PC,スマホ等)
C)光ファイバー → ONU → 電話ルーター → 無線親機 → 無線子機(PC,スマホ等)
D)光ファイバー → ONU内蔵電話ルーター(無線機能on) → 無線子機(PC,スマホ等)
E)光ファイバー → ONU内蔵電話ルーター → 無線親機 → 無線子機(PC,スマホ等)
au系 光回線
F)光ファイバー → ONU → 電話ルーター(無線機能on) → 無線子機(PC,スマホ等)
G)光ファイバー → ONU → 電話ルーター → 無線親機 → 無線子機(PC,スマホ等)
CATV系 光回線:NCT,JCT,NCV等(コラボ光はNTT系)
(同軸サービスはONUをモデムに置き換えて見て下さい)
H)光ファイバー → ONU ( → EMTA) → 無線親機 → 無線子機(PC,スマホ等)
各社ポケットWi-Fi モバイル回線
I)ポケットWi-Fi → 無線子機(PC,スマホ等)
SoftBank Air モバイル回線
J)SoftBank Air → 無線子機(PC,スマホ等)
SoftBank系 ADSL回線
K)電話回線 → モデム → 無線親機 → 無線子機(PC,スマホ等)
見分け方
ONU 各社黒い機器で光ファイバーが接続されています。
ONU内蔵 電話ルーター 光ファイバーが接続されていて、かつ、電話線が挿入可能な端子が付いています。NTT系しか有りません(白色と濃い灰色(ほぼ黒色)があります)
電話ルーター ONUとLANケーブルで接続され、電話接続端子が有ります。濃い灰色(ほぼ黒色)や銀色はNTT系、白色はau系です。
VDSLモデム 電話用配線を利用するため一見ADSLと見分けが付きません。
ADSLモデム 電話回線を利用するため多くの場合、SoftBank系は電話接続端子が有ります。
ポケットWi-Fi 小型で多くの機器では電源以外の端子がありません。
SoftBank Air ポケットWi-Fiと同じ仕組みだが、常時コンセント接続で有線LANも使えます。
EMTA 電話用の機器だがCATV系ではルーターと一体化はされていない場合が多いです。
0コメント