偽のセキュリティ警告への対応について

インターネットを閲覧中にセキュリティ警告が出て電話を掛けさせようとする事例については以前よりありましたが、ここ最近また増えてきたようですので対応策を記載しておきます。

※ 表示されている番号へ電話を掛けるのは絶対に行わないで下さい ※

電話を掛けてしまった場合はこの画面の下の方にある「“ウイルスに感染した”という偽警告でサポートに電話するように仕向ける手口に注意」を併せてご参照下さい。

※ 警告画面右上に「×」があってもそれで閉じることはお薦め致しません ※

「×」をクリックで閉じてしまった場合にはこの画面の下の方にある「ワンクリック請求被害への対策」を併せてご参照下さい。

<最下部に体験サイトも紹介掲載しました>


<注意事項> 処置方法の表記について

  • 操作はほぼ全てキーボードを使用します
    マウス操作は「具体的な処置方法」の3番目の処置のみとなります
    マウスパッドを使用されている方はマウスをマウスパッドと読み替えてください
  • 特定のキーを押しながら別のキーを押す場合に「+」を使って表現しております
    例:[Ctrl]+[Alt]+[Del]の表記は、[Ctrl]キーを押しながら次に[Alt]キーも押しながら最後に[Del]キーも押すという意味になります
    (この時点で3つのキーが同時に押されている状態となります)
  • [F1]~[F12]キーで文字より「アイコン(絵)」の方が大きく書かれている場合、[F4]の場合だと[Fn]キーを押しながら[F4]にしなければならない機種があります
    そのような機種は[Fn]キーを押しながら「アイコン(絵)」キーを押すとの表記は[Fn]キーが不要となります

具体的な処置方法

  1. 音声やアラーム音が出ている場合で音を小さくしたいのに出来ない場合は、[F1]~[F12]キーの何れかに「スピーカー」のアイコン(絵)がある場合は[Fn]キーを押しながら「スピーカー」に「×」または「▼」の絵があるキーを押すと音を止めたり小さく出来ます。
  2. 処置としてキーボード左上の[Esc]を3秒以上の長押しすると画面右上に閉じる意味の「×」が出たならそれをクリックして下さい
    「×」が出ないようなら[Alt]+[F4]で画面を閉じる操作も行ってみて下さい
  3. この段階で警告画面が消えた場合は以下の「8.」の操作から続けて下さい
  4. 「このページを離れる(移動)」と「(この)ページにとどまる」が出た際はマウスで「離れる(移動)」の方をクリックします
    多くの場合この段階で警告画面が消えますので、「8.」の操作から続けて頂きます
  5. まだ警告画面が消えない場合は「2.」の操作を数回おこなってみてください
    但し「Windowsのシャットダウン」で「次のなかから選んでください」と出た場合にはマウスで「シャットダウン」を選んで「OK」をクリックして下さい
    再起動後は以下の「9.」の操作から続けて下さい
  6. ここまでの操作を行っても解決しない場合には、[Ctrl]+[Alt]+[Del]を行って下さい
    「ロック」「ユーザーの切り替え」「サインアウト」「タスクマネージャ」「キャンセル」と出るはずですのでマウスで「サインアウト」をクリックして下さい
    ・「ロック」~「キャンセル」の画面は瞬時から遅くても1分以内に出るはずですが、時間が経っても出てこない場合は強制終了しかありません → 強制終了するには電源ボタンを長押しして電源を切り、10秒以上経過後に電源を入れて「8.」の操作から続けて下さい
    ※強制終了はWindowsが起動しなくなることもある最終手段ですので気軽に行わないで下さい
  7. 「6.」の操作でサインアウトを行うとサインイン前の画面(日付と時刻が表示された画面)になりますので、「Enter」キーを押すか画面上どこでも良いのでマウスをクリックするとサインイン画面となりますが、画面右下に電源アイコンをマウスでクリックし「再起動」をクリックして下さい
    判らない場合は通常通りサインインし、次の「8.」の操作から続けて下さい
  8. 上記<「7.」の操作から続けて下さい>の続きです
    そのまま使い続けることも出来るはずですが、再発しないことを確認するため以下の操作をお薦めしております
    まず再起動を行って下さい(単なるシャットダウンは行わないで下さい)
    再起動が判らない場合は[Shift]キーを押しながらシャットダウンを行い、電源が切れてから10秒以上経過後に電源を入れて下さい
  9. 以下は通常通りの操作ですので通常通りマウス操作を行って頂いて構いません
    パスワードや暗証番号(PIN)が必用な方は入力していただき、パソコンが使用出来る状態にし5分ほど様子を見て下さい
    起動後5分以内に、ブラウザ(EdgeやChrome等のネット閲覧ソフト)が勝手に起動した場合は右上の「×」で閉じて下さい(そのままだと同じ画面が開く可能性があります)
    ブラウザは起動しないのに警告画面だけ出た場合にはこの画面の下の方にある「ワンクリック請求被害への対策」を併せてご参照下さい
  10. 勝手にブラウザが起動しないことを確認後、ご自身でブラウザを起動して警告画面が出てこないことを確認して下さい
    ※ 注意 ※ このとき「復元」と出ても無視して下さい
    ここで警告画面が出てしまう場合は、この画面の下の方にある「ワンクリック請求被害への対策」を併せてご参照下さい
  11. 更に念を入れて於きたい方は[Ctrl]+[H]で履歴を表示させ、その上部にある「…」か「三」があればそれをクリックすると「閲覧データのクリア(削除)」をクリックで履歴解除が可能です
    その際「Cookieおよびその他のサイトデータ」もチェックを入れることを強く推奨しますが、自動ログインしているサイトからログアウトされますので、IDやパスワードに自信の無い方はチェックをはずして行って下さい

ブラウザ表示型はこれで終了です。


情報処理推進機構(IPA)でも対応策を記載しておりますのでリンクしておきます。

ウイルスに感染した”という偽警告でサポートに電話するように仕向ける手口に注意

ー最近ではブラウザの操作を妨害する手口もー


上記対応策を施しても解決されない方はネットを停止して再度試して下さい

  • 有線接続の場合はケーブルを外して上記操作を実行します
  • 無線接続の場合はPCのWi-Fi機能を停止するかWi-Fi機器の電源を切って上記操作を実行します

このとき「8.」からの操作がかわります

  • パソコンが使用出来る状態するまではいっしょですが、5分待たずにブラウザを起動して構いません。
  • 出て来た画面には当然「接続されていません」等と出ますが気にせず出てきた画面右上の「×」では無く子画面状表示されているにサイト毎のタブと呼ばれる部分にある「×」を表示されている範囲で構いませんので右側の物から順にクリックして閉じていって下さい
  • 最後のタブを閉じるとブラウザごと閉じますので、再度ブラウザを起動してタブが1つしか無い事を確認できたら再度閉じて下さい
  • その後有線ならケーブルを接続し、無線なら機能を有効にしたり機器の電源を入れネット接続を復活させてから上記の「7.」以降を行ってみて下さい


それでもダメな場合はインストール型に犯された可能性が高くなりますので下記をご参照下さい

ワンクリック請求被害への対策


参考サイト

「偽セキュリティ警告(サポート詐欺)画面の閉じ方体験サイト」

  • 独立行政法人情報処理推進機構(以下IPAという)が運営する<安全>なサイトです
  • パソコン限定です(スマートフォン等には対応しておりません)

Videon Nozaki

ビデオン ノザキです 家電・パソコンの販売修理を行っております。