「工事が要らない」の機器設定について
インターネットはADSLやケーブルテレビも同軸サービスが間もなく終了し、光回線一択になりそうな勢いですが、携帯電話の電波を利用したサービスが追い上げてまいりました。
最近ソフトバンクの「工事が要らない」のCMと同じ文言でドコモも同様のサービスがスタートしましたし、余りCMをしておりませんが、auもUQブランドで既に同様サービスを行っており、大手3社が出そろった感じです。
「工事が要らない」というだけで簡単便利を想像しますよね。
でも設定出来ないって方がいらっしゃるのも事実。
そこで持ち運べる訳だからとホームルーターとパソコンやスマホを持ち込んで出張料を抑えたいとお考えの皆様には申し訳ありませんが、「契約時に登録した住所以外で電源を入れると通信の中断が行われる」そうです。
復旧するにはインフォメーションセンターに電話連絡をする必要があり、また、どのくらいで復旧するかも分かっておりません。(数分~数日?)
それを承知でお持ち込み頂くのは構いませんが、基本的にはお客様宅へ訪問しての作業とご理解下さい。
基地局の情報を利用して大まかに位置を調べる事が出来ることから、不正使用や、盗難に対しての防御策と考えられます。
特に反社会的勢力は直接契約出来ないので、第3者に契約してもらっているようですが、それを避けるためでしょう。
個人的にはこういったサービスは転勤族や学生の方々には朗報だったと感じております。
10年以上前になりますが、お子様が大学進学で親元を離れる際のネット環境をご相談頂いた際、auのWi-MAXをお薦めした事があります。
当時まだ高額な光サービスより固定電話とセットなら安価で済むADSLが一般的な時代です。
しかし、この頃からアパート住まいの若者は携帯電話があれば固定電話不要の時代の始まりでもありました。
Wi-MAXを初めとしたPocket WiFiも普及が始まっておりましたし、エリア内なら大家さんの許可も不要で、引越も便利ですよと。
また他にも大家さんがうるさいから工事はしたくないと相談された際にもお薦めした事がございます。
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