テレビの増設(配線工事)等
先ずは1件目。
配線あるが地上波のみで衛星波の信号は無し。
全ての場所で衛星波の受信まではしなくて良いとの事と、衛星波は2分配しかしておらず、また、必要な部屋までは10mもない。
そこで分配器を3分配に変更し対応。
2件目は……。
テレビ・コンセントの無いお部屋でテレビが見たいとのCall。
今まで2階のみで視聴されていたが1階にも設置したいとのこと。
調べると1階は1箇所テレビ・コンセントがあったが信号が来ていない。
2階も1箇所でテレビに接続。
アンテナのところ(屋外)で2分配してあったので、1階用と思われる下屋の屋根裏に言っている配線を外し、必要なテレビへ直接配線することになりました。
ちなみに、アンテナの信号は何台でも分けられると思っていませんか?
増幅器(ブースター)を設置すれば対応可能ですが、一般的には分けた分だけ信号は減ります。
しかもテレビの数で決まるのでは無く、2分配なら半分4分配なら1/4になると思って下さい。
ご家庭にテレビコンセントが4箇所あると仮定し、2分配をして1/2、片方を2分配すると1/4、更にその片方を2分配すると1/8に減ってしまいます。
要は1/2が1箇所、1/4が1箇所、1/8が2箇所になってしまいます。
ですので、事前に分配数がわかっている場合には4分配を利用し、均等に1/4を4箇所にするのがセオリーなのですが、古いご家庭や、信号の減衰を考慮しないで分配を行った場合、よく映るテレビと雨が降っただけで映らなくなるテレビが出て来ます。
それを知らないとテレビの故障と勘違いされてしまうことも。
もう20年も前ですが、それを補うために増幅器が設置されていたご家庭がありました。電気代の無駄ですね。
実はそれには更に裏話があって、設置した電気工事店が接続を間違えていて前々から映りが悪かったとか。
困った工事店がいたものです。
(旧ブログサイトから転記)
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